文献詳細
研究
ポラロイドフィルムのX線胸部間接撮影への応用—読影医師の立場から
著者: 水原完1 橋本美知子2
所属機関: 1大阪市環境保健局 2大阪市浪速保健所
ページ範囲:P.464 - P.468
文献概要
大阪市では,かつて高い結核り患率を示していた数地区(城東区・大淀区など)もあったが,昭和32年以降の住民検診を軸とした地域活動の結果,さきに10年間の反省と実績から,住民検診高率受診継続地区での結核激減という好結果の報告3)をした.そのさい指摘したごとく,high risk groupとして,市内22区のうち浪速・西成両区を中心とした単身労務者や無宿者・浮浪者などの問題が,未解決のものとして残存している.
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