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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生36巻9号

1972年09月発行

文献概要

特集 結婚と公衆衛生

結婚と医学

著者: 竹村喬12

所属機関: 1大阪逓信病院産婦人科 2大阪大学

ページ範囲:P.554 - P.565

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 「女の一生」で,医学的に最も大きな転機は,初潮,結婚,妊娠,更年期などである.とくに,結婚は劃期的なもので,女性としての登竜門でもある.したがって,結婚は,女性としての第一歩を踏み出したことであり,その有する意義はきわめて大きいといわねばならない.
 一方,妊娠,分娩は結婚によって,はじめて可能であり,両者の因果関係は今さら説明を要しない.このように,結婚は,医学,とくに産婦人科学との結びつきがかたく,高年初産婦,家族計画,勤労婦人など,社会的にも問題となっていることが少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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