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雑誌目次

雑誌文献

公衆衛生37巻2号

1973年02月発行

雑誌目次

特集 公衆衛生学の総合科学的深化

隣接諸科学からの批判と助言を求めて

著者: 三木毅

ページ範囲:P.87 - P.87

 科学における専門化は,科学それ自体の進歩,発展を大いに促進したが,このような科学の分化によって,事象に対する知識の分立を招き,その総合的認識を阻害するきらいがある.このため,事象全体を統一的に把握しようとすれば,個別科学の限界をこえた総合体系を目指す新しい科学像を樹立すべきであるとする要請が高まってくる.また,このことは,個別科学のそれぞれの発展につれて,かつてその特定知識によって究明しつくされると考えられた対象が,隣接科学の協力なしには解明できない,あるいは協力によってより正確かつ容易に解明できる,換言すれば,専門領域の限界がその深部において明確にできない,ないしその限界をあげつらうことが,個別科学自体の進展を停滞させている現実を,反映している.
 個別科学として歴史のあさい公衆衛生学は,その理論の形成と発展とにおいて,先行の個別科学の成果あるいは概念を取入れざるをえなかった.しかも,公衆衛生学は,"組織された地域社会の努力によって疾病を予防し,身体的・精神的機能の増進をはかる技術と科学"であるとすれば,そもそも学問的なりたちにおいて総合的性格をもつことになる.したがって,理論の形成において,かつまたその深化発展において,隣接科学との関連が必要とされ,総合科学的立場をたえず要請するのである.現に,公害のように,隣接科学の知識を有機的に取入れなければ処理できない多くの問題がある.

新しい健康科学の体系化をめざして

著者: 田中恒男

ページ範囲:P.88 - P.94

 第2次世界大戦終了後,わが国の医学教育に加えられた一つの変化として,公衆衛生学教育の強調があった.これは主として,当時の占領軍であった米国医学関係者のつよい勧奨によるものと聞いているが,当時から今日まで,その学問性をめぐって数多くの意見が取り交され,今日でも絶えることがないのである.その原因の一つとして,公衆衛生学がもつ技術性,実践性の強調が,他の医学諸分野が強調する理論性,没価値性などと抵触するところが大であり,それにともなって公衆衛生学というより健康問題自体の動的性格が,固有の枠組みと論理を欠く結果をもたらすと見なされている事実を指摘できる.この事は,今まで公衆衛生学の教育をうけてきた医師・医学生が,病理学や細菌学などと対比して公衆衛生学に関する明白な諒解や関心を有していないことから見ても明らかである.
 従来,ドイツ観念論の影響をうけ,科学的実証主義の血脈の中で育まれてきたわが国の医学体系が,ことさらに米国的な,プラグマティックな発想にもとづく技術体系を,外形的に受けとめて同質化しようとしても,そこに多くの困難があることは当然であろう.とくに今日でもみとめられるヨーロッパ的風土の中でみられる技術教育に対する偏見は,わが国の教育界にもうけつがれており,少なくとも理論的枠組みや対象の抽象性が保証された場合にその学問を貴しとする雰囲気は,公衆衛生学そのものの受容すらも危くしていると考えてよい.

医療生活圏構造の問題—社会学の観点から

著者: 関清秀

ページ範囲:P.95 - P.99

「総合化」の視点を何に求めるか?
 医療ないし保健衛生活動の領域は,人間の生命そのものにかかわる領域であり,したがって人間の生活全体と密接なかかわりあいをもっている.すなわち保健の主体,医療の客体は人間であるから,"人間の科学"はすべてのこの間題に発言権をもつということができる.したがって,保健医療の領域を対象とする研究がその成果をあげるためには,すぐれて学際的interdisciplinaryなアプローチを必要とすることとなる.
 当シムポジウムのテーマ「公衆衛生学の総合科学的深化」に即して考えるならば,公衆衛生学はこのインター・デシプリナリーな領域にたいして,どのような独自のアプローチをなしうるか,また,この問題を総合的に把握するためにどのような視点に立つべきか,について社会学の観点から見解を述べることが,わたくしに与えられた課題であろう.

経済的なもの・非経済的なもの—公衆衛生学の総合科学的深化

著者: 菅原秀人

ページ範囲:P.100 - P.103

1
 経済学は社会の生産力と相互に作用しあう生産関係の発展の法則性を研究する学問である.人間は生存のために財貨を生産し,分配し,消費するが,この経済過程のうち,もっとも重要なのは分配や消費の前提となる財貨の生産である.財貨の生産にさいして人間は自然にたいして働きかけるが,それは孤立しておこなわれるのではなく,人間は相互に共同し集団(社会)を形成して働きかけるのであって,このいみにおいて生産は社会的生産である.かくて,この社会的生産は,一方において人間が自然にたいして働きかけるところの人間と自然との関係と,他方において自然にたいして人間が働きかけるさいに人間と人間とがとりむすぶ関係という,2つの側面をもっているわけであり,前者は生産力という自然的側面であり,後者は生産関係という社会的側面であって,この両者の相互作用によって生産関係は発展するのであり,またこの生産関係が生産された財貨の分配のしかたを規定することになるのである.生産力という自然的側面を研究対象とするのが自然科学であるのにたいして,経済学は生産関係という社会的側面を研究対象とし,その発展の法則性を究明することを課題とするのである.

生態学の立場から—公衆衛生学の総合科学的深化

著者: 辻井達一

ページ範囲:P.104 - P.106

環境と信号
 生活する動植物に,無機的環境を含めた系(システム)を生態系(Ecosystem)とよび,多くの関連する諸問題を綜括的に考えようとする試みはタンスレー(1935)以来,有力になってきた.もちろん,生態系的な自然観はもっと古くて,フンボルト以来,いろいろな人によって述べられている.ダーウィンの生物の網目関係(1895),エルトンの食物連鎖(1927)などはその一つの具体化であった.
 生態学における(あるいは生態学的な意味での)環境とは,単に物質的(物理的,化学的)なものだけではないし,単にある特定の生物の,特定の時点における環境に限定されるものではない.パブロフの犬における鐘(の音)と食料とのつながりでは,鐘も犬にとっては明らかな環境である.つまり,環境と,生体内部の状態(すなわち内的環境)とは常にリンクして動くものであって,これをバラバラなものとして見ずに,一つの系としてとらえることが必要になる.

衛生工学の役割—大気汚染防止を中心として

著者: 井上力太

ページ範囲:P.107 - P.110

1
 WHOの定義によれば,「衛生工学は人間の身体的,精神的ならびに社会的に良好な状態を増進するために,人間の物理的環境を工学的手段によって制御することと理解される」と述べられている.この定義によって衛生工学の目標,手法などは,ほぼその輪郭が表現されていると思われるが,現実は内容,手法などに未成熟の部分があり多くの問題点を内蔵している.
 もともと衛生工学は,飲料水の確保と生活排水の処分のための技術の必要性から出発した.遠く2000年以上も前に,古代ローマはすでに上下水道施設を有していたといわれるが,本格的に上下水道が建設され,飲料水の浄化,排水の処理などの研究が始められたのは,欧米においてもここ200〜300年以内のことである.ともあれ衛生工学は上下水道建設を主体として土木工学の一分野として発達し,次第にその母体より分岐しつつある現状である.したがってその学問的手法においても,土木工学を主体とし,その中に衛生学,生物学,化学工学などを取り入れて成立してきたものであり,今日でも,これらの技術手法が,その主体であることに変りはない.

臨床医学,とくに精神医学の立場から—公衆衛生学の総合科学的深化

著者: 黒田知篤

ページ範囲:P.111 - P.114

 臨床医学,とくに精神医学の立場から公衆衛生学との協同の中で学問的深まりをもたらすと思われる事柄について提言するのが,私に与えられた役割であるが,地域精神衛生活動を,既存の公衆衛生活動に学びながら,また既存の公衆衛生活動との統合を求あながら実践しつつあるなかで感じたことを述べてみたい.

近接諸科学からの更なる批判と助言を—公衆衛生学の総合科学的深化

著者: 兵藤矩夫

ページ範囲:P.115 - P.116

 札幌医大三木教授司会の下に田中恒男,関清秀菅原秀人,辻井達一,井上力太,黒田知篤の6氏による講演が15〜20分ずつ行なわれたのであるが田中氏を除いて全員が地元北海道内の学者であった.このことは北海道で行なわれた全国学会としても珍らしく,異色の人選であったが各講師ともに非常な熱意を持って準備し,数回の打合せ会にも毎回ほとんど全員が参集するなどこのシムポジウムに評価が寄せられるとするならばその功はもっぱら講師に帰せられるべきであろう.
 このシムポジウムのために企画運営委員会はテーマの決定までに3回,演者の決定までに2回,演者の打合せ会4回合計9回の打合わせを行なっている.この間,近接諸科学からの演者の最も苦労されたことは,公衆衛生に関しては概念的には知識を持ち合わせてはいても,公衆衛生学とはそも何であろうということであった.岡田会長と田中恒男氏から初回の演者打合せ会に十分に時間をかけた説明がなされ,主司会者の三木氏が演者と公衆衛生学との橋渡しに一方ならぬ努力をされたことをお伝えしなければならない.

発言あり

週休2日制

著者: ,   ,   ,   ,  

ページ範囲:P.73 - P.75

その趣旨をいかせ
 さきごろ,フランスのパリ生まれという男性の突然の訪問をうけた.さすが,パリ生まれ,パリ育ち.服装など別にかわったところはないのだが,何となく気こなしなどあかぬけている.
 それにしても何事かとおどろいたら,ジヤン・ポチヱさんという名前のその青年はクリスチャンで,貧しい人々のために働きたいという.日本にきたのは2年前,日本語はしゃべるのも書くのもなかなかうまい.

特別論稿

公衆衛生活動の将来展望

著者: 橋本正己

ページ範囲:P.76 - P.86

 20世紀の前半,感染症の克服,母子保健の改善等を通じて諸国民の保健水準の向上に輝かしい足跡を印した公衆衛生活動は,第2次大戦後の社会生物学的諸条件の激しい変化のなかで歴史の試錬に立たされ,その真価を問われている.このことは,戦後4半世紀に国際環境の激変のなかでかってない激動を経験している日本ではいっそう切実である.
 与えられた主題は“公衆衛生活動の将来展望”であるが,私は公衆衛生活動は人間主体の実践的な課題であり,この意味で本質的に精密機械ではなく,"泥臭い"ものであると考えている.最初に一言私自身のささやかな体験と感想を述べることを許していただきたい.

講座

生態学序論(6)—生態系はいかに変化しているか

著者: 手塚泰彦

ページ範囲:P.117 - P.121

2)水界生態系の変化
 水はわれわれ人間の生活にとって不可欠であるのと同様に,すべての生物にとっても不可欠であることはすでに述べた.
 わが国における年平均1,750mmという恵まれた降水量は,国土面積37万km2を乗じて,絶対量にして年間約6,000億m3の淡水を陸上にもたらしている.この水のゆくえについてみると,約2,000億m3は直接蒸発によって失われ,約2,000億m3は洪水によって短時間のうちに海洋へと流出し,残りの約2,000億m3が山野をうるおし,平常時の河川水となって流れ,やがて海へと沿ぐ.この最大限利用可能な2,000億m3の陸水のうち,合計約750億m3が現在,農業用水(460億m3),工業用水(210億m3),水道用水(80億m3)などに利用されている(高橋,1971).都市化や工業化にともなってわが国の水需要が急速に増大しているので,近い将来水の枯渇が予想されるが,少なくとも単位国土面積あたりでは,わが国は諸外国に比べて水資源が豊富であることは否定し得ない.

人にみる公衆衛生の歴史・21

社会医学研究会の活動家4.曽田長宗(1902〜 )—公衆衛生と統計

著者: 川上武 ,   上林茂暢

ページ範囲:P.122 - P.123

 公衆衛生が集団を対象とする以上,統計的方法が大きな比重を占めるのはいうまでもない.社会医学研究会の活動家のなかで,はやくより統計に関心をしめし戦後の衛生行政にいかそうとした一人として,曽田長宗があげられる.曽田の生涯のうち,出発点ともいうべき社会医学研究会とのかかわりについては,「医療社会化の道標」(医学史研究会・川上武編勁草書房1969)にまとめられているので,概要をしめすにとどめ,ここでは戦中・戦後の変遷をみていくことにする.

研究

過疎地帯におけるねたきり老人の実態

著者: 新田則之 ,   山口みえの ,   森藤千和子 ,   河野三二 ,   善家晴代 ,   高橋悦子 ,   長岡友恵 ,   八杉伸輔 ,   土佐征英 ,   岡田尚久 ,   山根洋右 ,   関龍太郎

ページ範囲:P.129 - P.135

 日本の高度経済成長政策の影響をうけて,農山村は,過疎現象が進行し,地域住民の経済,生活,教育,医療,文化などあらゆる面に著しい影響を与えている.
 過疎現象の著しい農山村においては,老人人口(65歳以上)のしめる割合はすでに15%をこえ,老人対策が大きな問題となっている.

資料

学校医,学校歯科医の学校保健活動における参加協力の実態に関する調査研究

著者: 内山源 ,   角田幸枝

ページ範囲:P.137 - P.143

 学校医や学校歯科医の学校保健における活動は,学校保健法第16条などに規定されているように,保健管理に関する専門的事項について指導・助言することが「たてまえ」となっている.しかし,実際は「校医に対して現実的に多くを期待することはむずかしい」1,2)といわれているように,実際の活動実態との間には各側面で幾多のギャップが存在しているようである.
 本研究は学校保健における活動実態を把握するとともに,このギャップをもたらす活動阻害要因を究明することを目的としている.

健康に関する権利規定・2

国際人権規約

著者: 西三郎

ページ範囲:P.124 - P.125

 世界人権宣言が1948年第3回国連総会において採択され,その日を記念して12月10日は「人権デー」となっている.この宣言は,国連加盟国を法的に拘束するものではなく,すべての人民,国家とが達成すべき共通の基準である.国連の人権委員会において,条約の性格を持つ国際人権規約の検討が進められ,ようやく1966年12月第21回国連総会で採択された.それは,1)経済的,社会的および文化的権利に関する国際規約(略称A条約,前文および5部,53条).2)市民的および政治的権利に関する国際規約(略称B条約,前文および6部,53条).3)市民的および政治的権利に関する国際規約の選択議定書(前文および14条)よりなり,両規約は全106票賛成であったが,選択議定書は,賛成66,反対2,棄権38票であった.なお,両規約は35カ国の批准書または加入書の寄託が発効の条件となっているが現在まだ発効にいたっていない.
 世界人権宣言は,反対なし,賛成48票で採択されたが,白票8があり,ソ連を始めとする社会主義国6カ国と,南ア,サウディ・アラビアが棄権した.このことは,西欧民主主義型人権宣言に対する不服の表明としたものと解し得るもので,反対投票をしなかったのは,人権宣言の成立自体には反対でなかったことによる.

研究所総点検

神奈川県衛生研究所―技術的センターとして新発足

著者: 高橋武夫

ページ範囲:P.126 - P.127

沿革
 当所の創立は明治35年ペスト患者発生のため設立されたペスト検査所にはじまる.大正元年ペスト検査所と細菌検査所を併せて第2衛生試験場と称し,薬品および飲食物関係の試験を行なう施設を第1衛生試験場と称したが,昭和12年これら両衛生試験場ならびに乳肉家畜衛生試験室を統合して名称を神奈川県中央衛生試験所と改め,衛生関係の総合的試験検査ならびに研究機関として出発した.
 昭和23年厚生省3局長通牒「地方衛生研究所設置要綱」に基づいて名称を神奈川県衛生研究所と改めたが,通牒の主旨にある細菌,化学,乳肉検査などの整備統合に関しては,本県では既に昭和12年に完了していたので,ただ名称と諸規程を改正しに過ぎなかった.その後機構の拡充,業務の進展を図ってきたが,昭和39年現在地の横浜市旭区中尾町に新しい庁舎を建設し,機構も管理課微生物部,化学部,生活環境部の1課3部9科制に改めた.

根をおろす医師会活動

岡山県医師会―胃集団検診と医師会

著者: 新泰雄

ページ範囲:P.128 - P.128

 岡山県の胃集団検診は昭和38年より始められ,当時は県所有の検診車1台により行なわれた.
 県ではこの事業の急速な発展をはかるため本会会員である医療機関の中,この事業に協力しようとするものに積極的参加を求めてきた.昭和40年以後表1のように検診車が増加しているが,そのほとんどは本会会員が所有する民間検診車である.

日本列島

公衆浴場料金の値上げ—石川県,他

著者: 西

ページ範囲:P.86 - P.86

 石川県の公衆浴場入浴料金の値上げが,昭和47年11月15日から実施されることになった.
 大人が50円(旧40円),中人25円(17円),小人,洗髪料は据置きという内容である.諸物価の値上りが,公衆浴場経営にも影響するのみならず,近年増改築される一般家庭や,団地のアパートなどが家庭浴室を備えていることも公衆浴場の利用者の減少につながり,入浴料金の値上げになったことは他の地方でも同様と思われる.

私の意見

岐阜医師会の実行

著者: 津田順吉

ページ範囲:P.106 - P.106

 本誌36巻11月号の日本列島欄,日本列島というおかしな欄,それに岐阜市医師会の「年長児に初種痘」が報告されていた.ひっそりと,さりげなく報告してあった.うっかり読むと,余りの遠慮深さで,やらでものことを実行されているような報告ぶりにもとれた.
 ところが,名古屋大学種痘研究班,岐阜大学小児科,岐阜市医師会と,真にオーソドックスな組織作りがあったこと,日本ではじめてのものといってよい.

基本情報

公衆衛生

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1170

印刷版ISSN 0368-5187

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