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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生37巻4号

1973年04月発行

文献概要

特集 家族

家族と公衆衛生

著者: 加藤孝之1

所属機関: 1金沢大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.223 - P.226

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 公衆衛生は公衆,すなわち地域,家庭,職域,学校などの組織的な人々の集団が主体となり,また活動対象となって,その健康の保持と増進をはかることを目的としている.地域集団を構成している社会単位の主なものは家族であり,また職域集団や学校集団も,家族の中の一部のものによってそれぞれの集団が構成されている.このように家族は公衆衛生活動の主体であり,かつ活動対象の中心にあるといえる.
 公衆衛生における家族の役割,家族を中心にした公衆衛生活動,その今後のあり方などの問題を考えていくが「家族」のほかに「家庭」,「世帯」といった用語が公衆衛生の各分野で一般に用いられているので,まず,これらの用語の内容について整理してみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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