文献詳細
資料 健康に関する権利規定・5
文献概要
国際連合は,その創立当初において,社会経済の開発発展をはかるには.経済成長さえすれば社会の発展も自ら達せられるという考え方であった.しかし,1950年頃より生活水準向上の社会面に注目し,その向上のためには,経済,社会の両面から相互に発展調整されるべきであるとされ,1952年には第1回世界社会情勢報告がなされた.1956〜1960年は経済的,社会的開発問題の相互依存が強調された.
1960年に入り,ケネディ米国大統領の提案に端を発し,「国連開発10年(The United Nations Decade)」が1961〜1970年とされ,経済の自立開発と均衡のとれた社会開発実現のための総力を結集することが目標とされた.WHOは,公衆衛生計画を通じて援助を行ない,長期計画による医療専門家の養成,医療施設に対する資金の増額により保健対策の完壁を期することが望ましいとされた.
1960年に入り,ケネディ米国大統領の提案に端を発し,「国連開発10年(The United Nations Decade)」が1961〜1970年とされ,経済の自立開発と均衡のとれた社会開発実現のための総力を結集することが目標とされた.WHOは,公衆衛生計画を通じて援助を行ない,長期計画による医療専門家の養成,医療施設に対する資金の増額により保健対策の完壁を期することが望ましいとされた.
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