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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生37巻9号

1973年09月発行

資料

宮城県の保育所児童および家族に発生した耐性菌による赤痢集団発生例について

著者: 土屋真1 北川郁夫2 三浦庄四郎1 佐藤徳助1 松松寿1 佐々木テル子1 佐藤幸八3

所属機関: 1宮城県気仙沼保健所 2公立気仙沼総合病院 3気仙沼市役所

ページ範囲:P.638 - P.640

文献概要

 近年,化学療法の濫用により不完全治療等による耐性菌が,種々の細菌において問題になっている.赤痢菌においても薬剤耐性頻度の著しい上昇が指摘され,耐性菌による赤痢集団発生の報告も多い.
 このたび気仙沼市の保育所に発生した赤痢については,すでに一部報告1)したが,赤痢防疫対策本部を解散したあと再び流行するという事態を生じ,耐性菌に対する従来の防疫対策を深く反省させられたので紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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