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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生38巻1号

1974年01月発行

文献概要

特集 医師会と保健所

神戸方式の予防接種を中心として

著者: 井上正三1

所属機関: 1神戸市医師会

ページ範囲:P.30 - P.33

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 医師会活動の中で地域保健活動は最も重要なものの1つであり,これは地域の行政区別に行なわれるものと全市的に神戸市を1つとして実施されているものがあるが,すべては神戸市として一貫した方針で貫いている事は勿論である.神戸市としては市医師会と密接に連絡を保ちながらそれぞれ各区医師会と各地区保健所と連絡して地域保健活動を行なっている.地域の保健所では法により保健所運営協議会をもち,公衆衛生の向上に務めている.この委員も法で定められた通りで,神戸市ではこの連絡会をもって一貫性をはかっている.別に各保健所毎に保健協会という名称で各地域毎に,医師会,歯科医師会,薬剤師会,婦人会,地域の自治会,市議会の方々,及び学識経験者の方々の参加を得て,地域の人々の健康の保持増進,公衆衛生の向上を図る様にしている.大抵の場合地区の医師会の会長が保健協会の会長をして保健所との連絡を十分にしている.
 保健業務の内で医師会と極めて密接なものをあげてみると次の如きものであると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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