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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生38巻4号

1974年04月発行

文献概要

保健所・44

広島県因島保健所—哀歓は市民とともに

著者: 大貫通子

所属機関:

ページ範囲:P.259 - P.259

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沿革
 昭和28年因島は町村合併で人口4万強となり瀬戸内海唯一の稀な単島市制を布いた,周囲40km面積40km2ながら人口密度は1,062/km2に及ぶ.当時管轄は本土の尾道保健所で海路1時間を要し不便に耐えず36年先ず職員3名の因島駐在所を,次いで38年に多額の地元負担金を荷い広島県立因島保健所(2課制12名)の独立誘致に成功した.現在の3課17名制が確立されたのは40年で,市民が"我らが保健所"と自負し依存するのは頷けよう.38年竣工の現庁舎は鉄筋コンクリート2階建612m2で同様式9戸の職員公舎を併設し,所長は初代が6年,二代が3年在勤の後現任は私が三代目で2年目に相当する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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