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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生38巻6号

1974年06月発行

文献概要

日本列島

保健所の機構改革とその後の経過—宮城県/医師なし検診と健康診査体制の整備—宮城県

著者: 土屋真

所属機関:

ページ範囲:P.328 - P.328

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 昨年夏に当県保健所の機構改革案が示された時,保健所および国保保健婦らを中心とする反対運動がおき,国内の多くの方々にまで誤解されたようです.すなわち「保健所には保健婦活動をする保健婦がいなくなり,事務職員にされるので住民サービスが低下する」というように解釈されました.当県の保健婦らがそのように誤解するような県衛生部の発言や説明不足があったことは事実です.
 その後,環境保健と対人保健部会に分れて,保健所問題の検討委員会がもたれ答申がなされました.かくて昭和49年4月,答申案を尊重しての機構改革が行なわれましたが,それ程の改革が行なわれた訳ではないのでまず問題ないと思われます.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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