文献詳細
特集 地域保健を担う人々
文献概要
疾病構造・社会構造の変化と理療(東洋医学物理療法)
昭和48年度の「衛生統計」をみると,死亡率の低下
・平均寿命の伸長が目立つ反面では・有病率・り患率・受診率の上昇というマイナス面が,相対的に浮き彫りされている.
日本の死因構造の変化を4つの死因群にわけて検討してみると,昭和10年当時は,細菌感染群が総死亡の43.4%,成人病が24.7%であったが,その後,両者の割合は逆転し,最近では成人病群が64.9%を占め,細菌感染群は8.2%となっている.また,妊産婦・乳児期の疾患群は減少の方向をたどり,外因死群(不慮の事故・自殺・他殺など)は次第に増加してきている.
昭和48年度の「衛生統計」をみると,死亡率の低下
・平均寿命の伸長が目立つ反面では・有病率・り患率・受診率の上昇というマイナス面が,相対的に浮き彫りされている.
日本の死因構造の変化を4つの死因群にわけて検討してみると,昭和10年当時は,細菌感染群が総死亡の43.4%,成人病が24.7%であったが,その後,両者の割合は逆転し,最近では成人病群が64.9%を占め,細菌感染群は8.2%となっている.また,妊産婦・乳児期の疾患群は減少の方向をたどり,外因死群(不慮の事故・自殺・他殺など)は次第に増加してきている.
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