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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生39巻3号

1975年03月発行

文献概要

研究

名古屋市における大気汚染と愁訴率の関係

著者: 青山光子1 六鹿鶴雄1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部衛生学教室

ページ範囲:P.173 - P.177

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緒言
 大気汚染が小児あるいは住民の健康に及ぼす影響については数多くの研究1)〜14)がみられるが,名古屋市においては大気汚染が児童生徒に与える影響についてまだ詳細な調査研究が行なわれていない.そこでわれわれは名古屋市内に在住する小中学校児童生徒の大気汚染ならびに体の調子に関するアンケート調査を行ない,その実態を明らかにし,他方,汚染地区,非汚染地区の児童父兄を対象に,大気汚染ならびにかぜ愁訴率,かぜの治癒期間などの推移とSO2濃度の推移との関係を観察し,もって大気汚染と愁訴率の関係を明らかにしようとして本調査研究を行なった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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