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日本列島
進行性筋萎縮症検診行わる—沖縄県
著者: 伊波茂雄
所属機関:
ページ範囲:P.306 - P.306
文献購入ページに移動昭和48年の第1回検診は主要病院病歴調査や各種台帳調査等により259人の検診対象者を選び,そのうち182人が受診している.検診結果は,筋原性41,神経原性18,特殊型または診断未定13,合計72名であった.住所別にみると本島北部13,中部16,南部35,宮古1.八重山6で,人口10万人あたり約8の頻度となっており,全国平均にくらべやや高いといわれている.昭和49年の第2回検診結果は次のとうりである.受診者は303名で,39名が進行性筋萎縮症と診断されているが,そのうち8名は昭和48年の検診で判明した者であるので,新患は31名となる.疾患別にみると筋原性15,神経原性16である.両年分をまとめると,患者合計103名で,筋原性55,神経原性35,特殊型または診断未定13となっている.
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