文献詳細
文献概要
研究と資料
最近の赤痢の増減と屆出について
著者: 山下章1
所属機関: 1東京都衞生局防疫課
ページ範囲:P.151 - P.153
文献購入ページに移動最近に於ける赤痢の罹患率による地方別の變動を見ると都市型,農村型及びその中間型の三型に大別することが出來る。而して都市型と農村型とは丁度對照的な型をしている。そこで私は都市型の代表者である東京と,農村型の代表者である東北とを選び,この二者について過去20年の罹患率の比較と綜合死亡率(赤痢死亡者と2歳以上の下痢及び腸炎の死亡者を合したものゝ死亡率)のそれとを對象して見た。之が第1圖及び第2圖である。
掲載誌情報