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日米最近死因趨勢の比較,他
著者: 早川淸
所属機関:
ページ範囲:P.183 - P.187
文献購入ページに移動即ち日本に於ける死因の主要なものは結核,腦出血,肺炎,下痢腸炎等であるに反し米國では心臟病,癌,糖尿病等が多い。特に之等の疾患を年度別に見るに米國では年々著しく増加の傾向にある。之れに反し結核,肺炎,下痢,腸炎等日本に於て首位を占むるものは過去米國では著名な減少を來した。日本に多い腦溢血は米國に於てはそれ程でもない。そして日本では心臟病,癌糖尿病等は遙に僅少で殆んど問題となつてゐない。
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