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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生40巻1号

1976年01月発行

文献概要

特集 地域医療計画と公衆衛生 発言あり

医療情報システム

著者: 斎藤雍郎1 佐久間充2 杉浦静子3 山下章4 和田攻5

所属機関: 1岩見沢保健所 2東京大学保健社会学 3三重県立公衆衛生学院 4東京医科大学衛生学 5東京大学衛生学

ページ範囲:P.1 - P.3

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彌縫策としてのシステム化反対
 本稿における「医療」とは,日本医師会のいう包括医療,あるいはAmerican Public Health Associationの定義によるmedical careではなく,日常誰でもが使っているような診断とか治療・処置を意味することとして考える.
 出題者の意図がわからないが,恐らくは,多相ふるい分け集団検診(MpSE)とか,MHSといわれるシステム工学的な考え方により,多くの被検者を処理し,検診データの共同管理による広域医療,無医地区医療を考えているのではなかろうか.もしそうであるとするなら,保安処分問題は一応除外するとしても反対である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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