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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生40巻11号

1976年11月発行

文献概要

日本列島

公設民営のオープンシステム病院の開設—宮城県

著者: 土屋真

所属機関:

ページ範囲:P.775 - P.775

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 60万都市仙台の北部に,昭和43年につくられた23,000名の市営鶴ケ谷団地があります.仙台市の要請により仙台市医師会は先進地の実地調査等のあと,同団地の医療配備案をつくり,それにより3つの住区の診療所圏に各科の医師の開業が実現しました.
 さらに関係者の熱意と努力が実って,昭和51年4月,全国でも初めての公設民営のオープン病院として「財団法人・仙台医療センター鶴ケ谷オープン病院」が開院しました.民営の実現のためには多くの困難がありました.同病院は3千坪の敷地に建築費9億2千万円で建てられた現ベット100床(将来300床)の総合的病院であります.病院長は金子仙台市医師会長が兼務しています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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