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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生40巻11号

1976年11月発行

文献概要

特集 アメリカ公衆衛生200年

キャンパスのうちそと—ジョンズホプキンスの1年

著者: 谷修一1

所属機関: 1厚生省薬務局生物薬剤課

ページ範囲:P.790 - P.795

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はじめに
 私は昨年8月末から約1年間,同僚の近藤健文氏(児童家庭局母子衛生課)とともにアメリカ東海岸のボルチモア市(メリーランド州)にあるジョンズホプキンス大学に学ぶ機会を与えられた.私が参加したのは,ジョンズホプキンスのSchool of Hygiene and Public Health(SHPH)におけるMPH(Master of Public Health)プログラムである.ジョンズホプキンスでのポストグラデュエイトの学生生活は,私が行く前に考えていたものより余程きびしく,学校のカリキュラムを消化するのに手一杯で,それ以外のことに手を出す余裕が時間的にも,また精神的にもあまりなかった.したがって私のアメリカにおける1年の経験は,主としてジョンズホプキンスのキャンパスの中に限定されているが,以下,ジョンズホプキンスにおける卒後教育を中心に,私の見聞きしたことを述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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