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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生40巻12号

1976年12月発行

文献概要

発言あり

食糧危機

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.819 - P.821

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危機打開努力は公衆衛生の任務
 わが国の穀物の自給率は約40%に過ぎないという.60%は輸入に依存しているので,それが途絶するようなことが起きれば,自給力の低いわが国では,大変な混乱が生じてくることになる.食糧がなければ人間は生きていけない.と同時に,それは健康の維持増進の要をなすものであり,国家発展への基礎でもある.
 敗戦前後の食糧難は,経験した人人が語ることも少なくなり,体験したことのない世代が国民の半数を越えようとしているのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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