文献詳細
特集 地域歯科衛生
文献概要
はじめに
社会歯科研究会は,"将来,如何なる歯科医療従事者になったら良いか,又なれるか"を基本課題として,1970年発足当時から活動を続けてきた.まず,医療を取りまくfactorの検討を中心にdesk-workを重ね,医療を担う我々自身が,医療の実態をより客観的に把握すること,およびその過程で社会科学的な思考法を養うことを当面の課題とした.さらに,desk-workから得たものを現実論とするために,field活動の必要性が問われ,3年前から長野県小県郡武石村における地域歯科衛生調査を行なってきた.この調査活動の経過の中で,我々が得た地域歯科医療の在り方をこの場を借りて総括してみたいと思う.
社会歯科研究会は,"将来,如何なる歯科医療従事者になったら良いか,又なれるか"を基本課題として,1970年発足当時から活動を続けてきた.まず,医療を取りまくfactorの検討を中心にdesk-workを重ね,医療を担う我々自身が,医療の実態をより客観的に把握すること,およびその過程で社会科学的な思考法を養うことを当面の課題とした.さらに,desk-workから得たものを現実論とするために,field活動の必要性が問われ,3年前から長野県小県郡武石村における地域歯科衛生調査を行なってきた.この調査活動の経過の中で,我々が得た地域歯科医療の在り方をこの場を借りて総括してみたいと思う.
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