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調査報告
山間過疎地の保健医療の実態
著者: 井藤典彦1 松本健治1 笠松隆洋1 工藤陽子2 田中弘富3 庄本正男2 岩田弘敏1 武田真太郎2
所属機関: 1和歌山県立医科大学公衆衛生学教室 2和歌山県立医科大学衛生学教室 3和歌山県立医科大学応用医学研究所医用工学開発研究部
ページ範囲:P.288 - P.292
文献購入ページに移動地域の保健医療を形成するには,住民成分・専門職成分・社会成分それぞれの相互関係・相互作用を考究することがきわめて重要であるといわれている.過疎地での保健医療の形成も,その例外ではない.
過疎地の保健医療に関する数多くの報告のなかで,住民成分の分析は,神前1),佐々木2),石原3)らの報告にみられるが,住民の希望を直接調査したもの4)はきわめて少ない実状にある.
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