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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生40巻7号

1976年07月発行

文献概要

日本列島

続発する未熟児網膜症訴訟と行政の責任—岐阜県

著者: 鈴木大輔

所属機関:

ページ範囲:P.469 - P.469

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 わが国の医療裁判史上において,最初の未熟児網膜症訴訟判決が,昭和49年3月,岐阜地裁で言い渡されたことは,まだ記憶に新しい(本判決傍聴記は本誌38巻5号314頁に紹介).それ以来,未熟児網膜症訴訟は,医学会,法学会のみならず,社会的にも大きな反響と衝撃を与えた.
 「未熟児網膜症から子供を守る会」では,「未熟児網膜症の発生は,病院の不注意によるものである」という,岐阜地裁の判決に勇気づけられ,新たに提訴したり,訴訟準備を始めたりするものが多いということである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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