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調査報告
島根県における「脳卒中予防特別対策事業」の評価
著者: 関龍太郎12 亀家朗介12 多田学13 藤永励子3 山根洋右1 滝田親友朗1 能勢隆之1 菅村昭夫1 平井和光1 山家靖弘1 矢崎誠一1 小谷勉2
所属機関: 1鳥取大学医学部高血圧研究会 2島根県松江保健所 3島根県公衆衛生課
ページ範囲:P.501 - P.506
文献購入ページに移動我が国の脳卒中による死亡は,昭和26年以来首位をつづけている.その対策の重要性は数多くの研究者によって明らかにされている1)〜8).
国においては,昭和44年度から3年間,脳卒中の半減を目標として,「脳卒中予防対策」をとりあげた.この事業の対象として,脳卒中粗死亡率が全国平均の2倍以上ある市町村の中から,44年度は秋田,福島,新潟,長野,島根,岡山の各県において,74地区を選び,45年度は,岩手,千葉,山梨,鳥取,高知,鹿児島の各県において,57地区を選び,それぞれ実施された.
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