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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生41巻1号

1977年01月発行

文献概要

特集 地域保健医療計画の実際

府県単位にみたヘルスマンパワー計画

著者: 方波見重兵衛1

所属機関: 1国立公衆衛生院・衛生統計学部

ページ範囲:P.29 - P.37

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はじめに
 保健計画の中で,地域住民の保健を直接推進するヘルスマンパワーが最も重要であることは,疾病構造の変化,社会経済環境の変化,医療技術の革新,医療機器の発展等があっても不変である.
 家族構成の変化,経済の急速な発展による環境破壊等には個々の人のみでは対応できず,問題によっては地区・地域・広域地域の住民集団として対応しなければ,解決できない場合もある.問題に対する住民組織の結成など,その対応のあらわれである.また地域の特殊性・問題によって,多様な集団対集団の対応の仕方が必要である.そこに,保健問題に対するヘルスマンパワーなど有限な資源のみならず,その機能をも考慮してシステム化を推進しようとする理由もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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