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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生41巻12号

1977年12月発行

文献概要

調査報告

茨城県牛久・竜ヶ崎地域における地盤凝固剤による健康障害—(前編)被害発生の経過と健康調査結果

著者: 南雲清12

所属機関: 1牛久・竜ケ崎下水道公害対策協議会 2代々木病院

ページ範囲:P.869 - P.873

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I.緒言
 地盤凝固剤は下水道工事に広く使用され,公衆災害が多発しているため,建設省ではすでに1970年4月13日(建設省都下発第10号)に防止徹底の通達を出している.しかるに1974年4月,福岡県新宮町の下水道工事において,アクリル・アミド中毒事件が発生し1)2)3),建設省は再度「下水道工事における公衆災害の防止について」(1974年4月22日)の通達5)を発した.これらのいきさつがあったにもかかわらず,1974年の初め頃から茨城県下において同様の下水道工事による被害が発生したので,その概要と健康調査結果について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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