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連載 図説 公衆衛生・7
労働衛生の現状と課題
著者: 安西定1 高原亮治1 川口毅2
所属機関: 1厚生省大臣官房統計情報部衛生統計課 2国立公衆衛生院疫学部
ページ範囲:P.455 - P.458
文献購入ページに移動わが国では昭和22年,「労働基準法」が制定され,近代的な労働衛生制度確立への第一歩がふみ出された.その後,昭和30年には,「けい肺法」が定められ,これは昭和35年「じん肺法」へと発展した.昭和47年には,「労働基準法」のうち,安全,衛生に関する部分が「労働安全衛生法」として単独の法律となり,昭和50年に制定された「作業環境測定法」とともに,労働衛生領域の法的整備が一段とすすめられた.
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