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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生41巻9号

1977年09月発行

文献概要

特集 脳卒中予防

わが国における脳卒中の現状と疫学

著者: 松崎俊久1

所属機関: 1東京都老人総合研究所疫学第1研究室

ページ範囲:P.613 - P.618

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はじめに
 わが国は世界で最も脳卒中の多い国とされ,その真偽をめぐって多くの論争が国内外に展開されてきた.さらに脳卒中の内容,すなわち脳出血と脳梗塞についての診断の精確性をめぐっても議論が絶えない.
 血清脂質とくに血清コレステロールと脳卒中の関連,食塩と高血圧および脳卒中の関係も多くの研究者の論議の的であった.以上の問題は脳卒中の危険因子の認識と予防対策に直接影響をもたらすものであり,脳卒中の疫学にとって最大の課題である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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