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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生42巻1号

1978年01月発行

文献概要

調査報告

入院を希望する老人患者と訪問看護の必要性(その2)—入院待機患者調査

著者: 鎌田ケイ子1 賀集竹子1 奥山則子1 小林万里2

所属機関: 1東京都老人総合研究所看護学研究室 2東京都養育院付属病院看護教育科

ページ範囲:P.48 - P.54

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はじめに
 老人専門病院である東京都養育院付属病院は増大する老人患者の医療需要に応えて,施設内病院から地域に開かれた病院として昭和47年6月に開設されたが,入院需要に対応しきれず,多くの待機患者を抱えている現状にある.昭和50年6月現在で入院待機患者は384人を数え,開設以来累積する傾向にある.これらの入院待機患者の状況を把握し,問題解決の方向を検討した.
 本院に入院するには,緊急時以外は外来を受診し,各科の入院予約簿に登録される必要がある.診療した医師が入院をすすめる場合や,医師の紹介により入院を希望する場合,また本人や家族が強く入院を希望する場合などがある.いずれの場合も,診察に当たった医師が入院の必要性を認めた場合に入院を予約する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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