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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生42巻12号

1978年12月発行

文献概要

特集 第19回社会医学研究会総会記録 一般演題

—(1〜3)—大都市住民の健康,労働災害,医療事故の社会医学的解明

著者: 渡部真也1 水野洋2

所属機関: 1滋賀医科大学・予防医学 2大阪府立職業病センター

ページ範囲:P.781 - P.783

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1.大都市における生産年齢層の健康―大阪市を中心にして―
  〇南沢 孝夫・朝倉新太郎(阪大・公衆衛生)
 (1)全国の死亡率の年次推移をみると,15〜19歳および40〜44歳で死亡率の改善が停滞しており,この傾向はとくに男子に顕著である.
 (2)7大都道府県(10大都市を除く)と10大都市を比較すると,前者では若年層で,また後者では中年期で,それぞれ死亡率の改善の停滞が認められる.そして,このような,中年期を中心にした生産年齢層における死亡率の改善の停滞が,現代の大都市の特徴をよく表わしている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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