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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生42巻6号

1978年06月発行

文献概要

特集 新しいヘルス・ボランティア

国際的にみたボランティア活動の動向

著者: 柴田善守1

所属機関: 1大阪市大・社会福祉

ページ範囲:P.363 - P.368

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はじめに
 ボランティア(volunteer)ということばがいつ日本に入ってきたかは明確にはわからないが,大正後半には,一部の社会福祉の専門家や社会福祉に自発的に奉仕している学生にこれが使用されていたにとは事実である.このころの新しい社会福祉はセツルメント事業であり,この事業に参加している人たちが自らボランティアと称していたようである.
 第2次大戦後,各地でボランティア活動がみられるようになったが,ボランティアということばが一般化し,日本語のなかに定着するのは,昭和40年代後半のにとである.しかし,ボランティアということばの意味は各人各様であり,いまこそこのことばのもつ意味を明確にしなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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