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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生42巻7号

1978年07月発行

調査報告

人間ドックによる健康管理の問題点—ドック受診後死亡した例の検討

著者: 鈴木九五1 井上幹夫1

所属機関: 1福岡大学病院健康管理部

ページ範囲:P.466 - P.470

文献概要

はじめに
 成人病は無自覚のうちに発生し,進展することが多いので,その予防あるいは早期発見のためには健康診断が必要である.人間ドックでは,この目的のために各種の検査を行っているが,人間ドック受診にもかかわらず,壮年で死亡した例もみられる.これには現在の医学水準では不可抗力と考えられる面もあるが,他方,人間ドックのあり方自体に反省を要する面もあるであろう.
 この報告は,某会社の人間ドック受診者で在職中に死亡した例の検討から,これまでの健康管理について1つの評価を試みたものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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