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特集 市町村保健センター
市町村保健センターと保健婦
著者: 湯沢布矢子1
所属機関: 1厚生省公衆衛生局地域保健課
ページ範囲:P.493 - P.496
文献購入ページに移動厚生省は昭和53年度の新しい施策として「国民健康づくりの推進」を打ち出した.その3本の柱の1つ「健康の基盤整備」では,住民にとってよりきめ細かい対人保健サービスの拠点を組織的に前進させた姿として,「市町村保健センター」の整備と市町村保健婦の配置,および住民の自主的な地区活動の助成をあげている.
そして,保健婦は,従来からの国保保健婦を市町村一般会計所属の保健婦として一元化し,衛生関係に統一して活動することになったのは,周知のとおりである.換言すれば,国があらためて地域保健の重要な担い手として保健婦を認め,対人保健サービスの"場"としての市町村保健センターの整備をはかりつつ,住民に密着したサービスの向上を期そうとしたものといえよう.
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