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調査報告
西独ミュンヘン市の小学生と日本の小学生の栄養状態および耐寒性について
著者: 鈴木雅子1 奥山清美1
所属機関: 1福山市立女子短大
ページ範囲:P.519 - P.522
文献購入ページに移動1)栄養摂取量については,ドイツの生徒において男女とも,熱量,蛋白質,脂質の摂取量は日本人生徒のそれよりも多かった.
2)体格においてドイツ人生徒は,日本人生徒の平均はもちろん,1968年の米国に身長,体重の基準値を上まわる数値を示した.
3)寒冷血管反応における耐寒性は,ドイツ人生徒,日本人生徒の間における差は認められなかった.
4)血液比重,血清蛋白濃度は,ドイツ人生徒,日本人生徒の間に差はなく,いずれも正常範囲内にあった.
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