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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生42巻8号

1978年08月発行

文献概要

調査報告

西独ミュンヘン市の小学生と日本の小学生の栄養状態および耐寒性について

著者: 鈴木雅子1 奥山清美1

所属機関: 1福山市立女子短大

ページ範囲:P.519 - P.522

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 西独ミュンヘン市における小学生とわが国における小学生を対象とし,栄養状態および耐寒性について調査し,両者の違いを比較,検討し,次の結果を得た.
 1)栄養摂取量については,ドイツの生徒において男女とも,熱量,蛋白質,脂質の摂取量は日本人生徒のそれよりも多かった.
 2)体格においてドイツ人生徒は,日本人生徒の平均はもちろん,1968年の米国に身長,体重の基準値を上まわる数値を示した.
 3)寒冷血管反応における耐寒性は,ドイツ人生徒,日本人生徒の間における差は認められなかった.
 4)血液比重,血清蛋白濃度は,ドイツ人生徒,日本人生徒の間に差はなく,いずれも正常範囲内にあった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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