文献詳細
海外ニュース 〈CDC報告〉
文献概要
1977年,合衆国において報告されたマラリアは480例(前年の415例に比し15.8%増)であった.このうち軍関係者は11例(2.3%)である.前年同様,三日熱マラリア(Plasmodium vivax)が,熱帯熱マラリア(P. falciparum)より多い(60.8%と20.8%).
米国内での感染例は輸血による1例のみで,先天性のもの,蚊によるものは報告されていない.マラリアによる死亡は3例(前年は5例)であった.いずれもアフリカ旅行中に感染したもので,2例は熱帯熱マラリア,1例は同定されていない.熱帯熱マラリアの致命率3%は,過去10年(1966-1975年)の1.6%と比較して,統計的に有意の差はない.
米国内での感染例は輸血による1例のみで,先天性のもの,蚊によるものは報告されていない.マラリアによる死亡は3例(前年は5例)であった.いずれもアフリカ旅行中に感染したもので,2例は熱帯熱マラリア,1例は同定されていない.熱帯熱マラリアの致命率3%は,過去10年(1966-1975年)の1.6%と比較して,統計的に有意の差はない.
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