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日本列島
宮城県対がん協会の創立20周年式典—宮城県
著者: 土屋真12
所属機関: 1宮城県築館保健所 2宮城県若柳保健所
ページ範囲:P.59 - P.59
文献購入ページに移動昨53年9月4日,県民会館大ホールに約1,000人の関係者を集めて,財団法人・宮城県対がん協会の「創立20周年記念式典並びに講演会」が開催された.協会長である黒川利雄・東北大学名誉教授の式辞は,対がん活動20年の歴史の回顧であったが,先生の御功績の偉大さを改めて感じさせられた.つづいて感謝状および記念品の贈呈があり,元東大総長の茅誠司先生の「私の歩んできた道」と題する講演をいただき,幕を閉じた.
黒川会長は「検診車で助けうる患者に対して,医師から出かけるようになった.集検で発見された胃ガン中の早期胃ガンは,昭和38年頃が15〜18%だったが,51年には約60%になった.胃ガン半減,子宮ガン死亡ゼロを目指していきたい.そのためにも検診センターの拡充・強化を図りたい」とのべられた.
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