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地域保健施設の活動
保健センター構想を先取りし,医師会とも協力—磐田市健康増進センター
著者: 林宏治1
所属機関: 1磐田市健康増進センター
ページ範囲:P.744 - P.745
文献購入ページに移動磐田市は静岡県の西部,天竜川の東岸に位置し,西岸の浜松市と隣接している,東西9.2km,南北17km,面積64.3km2の南北に細長い土地で,北部のなだらかな台地から中心部の市街地を経て,南部の田園地帯が遠州灘に接しており,市内を東名高速道路,国道1号線,東海道本線および東海道新幹線が東西に走っている.人口は約7万4千人である.
市内には1500年前の頃の古墳が多い,天平時代には国府がおかれ,国分寺跡があり,昔から栄えていたと思われる.江戸時代には「見付の宿」としてにぎわい,明治維新後は,気候風土に恵まれて,たばこ,茶,みかん,メロンなどの栽培が盛んであったが,最近では,豊富な水と便利な交通に注目されて,東洋ベアリング,鈴木自動車,東京製綱,日本楽器,ヤマハ発動機などわが国有数の企業が進出して操業を始め,工業都市として急速に面目を一新してきた.
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