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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生43巻12号

1979年12月発行

文献概要

日本列島

県立保健所の再編成の実施—宮城県

著者: 土屋真1

所属機関: 1宮城県栗原保健所

ページ範囲:P.905 - P.905

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 当県の保健所は県立が14,仙台市立が3ありましたが,このたび10年ほど前から懸案となっていた,県立保健所の思い切った統合が行なわれ,昭和54年4月1日から県立保健所は9保健所と5支所に再編成された.今までその過渡期として行なわれた保健所の特定機能の集中化により,兼務職員制度などの不自然な状態が続いていたが,今度の機構改革でこの点はすっきりした.しかし,前に保健所のあった5地域には,行政上の理由と住民サービスの低下を防ぐために支所が残った.
 昭和12年4月に保健所法が制定され,時代の変遷とともに時代の要求に即応できる保健所の在り方が論ぜられてきた.基幹保健所と一般保健所に分ける構想(昭43),保健所問題懇談会基調報告(昭47)などがあり,全国各地で保健所の将来像をめぐり意見が交わされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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