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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生43巻2号

1979年02月発行

文献概要

特集 小さなコミュニティにおける公衆衛生活動—方法論を中心として

過疎地帯における脳卒中予防効果の判定とその障害

著者: 関龍太郎1

所属機関: 1島根県松江保健所保健予防課

ページ範囲:P.116 - P.122

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■はじめに
 わが国における脳卒中予防対策は,ますます重要性を増している.それは,脳卒中が昭和26年来,死因順位の第1位であること,高血圧対策を推し進めることにより減少すること,65歳以上の6%前後いるという「寝たきり老人」の主要原因疾患であること,などによると考えられる.
 一方,予防医学の第一線の機関である「保健所」においても,近年,しだいに伝染病,結核が克服されていくなかで,脳卒中は公害病,職業病,精神障害,癌などとともに,行政的施策を講ずるべき重要な疾患となっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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