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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生43巻4号

1979年04月発行

文献概要

目で見る衛生統計 国際比較

4.死因統計(その2)—悪性新生物(がん)

著者: 大森文太郎1 小田清一1 藤崎清道1

所属機関: 1厚生省統計情報部衛生統計課

ページ範囲:P.280 - P.281

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 悪性新生物は現在,先進諸国において死亡原因の1位か2位を占めており,国民衛生上重大な問題となっている.その発生機序はいまだ解明されておらず,多方面からの研究が続けられているが,近年特に発がん物質に関する研究が国際的規模で精力的に行なわれていることが注目されよう.
 ●図1で全がんの死亡率の年次推移を見ると,男が女に比して死亡率の増加が大きいことがわかる.また日本は,5ヵ国中最低のがん死亡率を示し,その増加の速度に関しては他の4ヵ国とほぼ等しくなっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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