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特集 小児喘息対策 小児喘息の最近の動向
臨床面から
著者: 馬場実1
所属機関: 1(東京)同愛記念病院・小児科
ページ範囲:P.305 - P.308
文献購入ページに移動小児気管支喘息は過去10年間,増加の傾向にあり,小児科臨床においても,最も関心を集あつつある疾患である.とくに,原因としてのアレルギーへの関心が高まったことと相まって,公害,とくに大気汚染のその発症に及ぼす影響が解明されるに伴い,単に医学的な面からのみならず,社会医学的にも解決を迫られるべき疾患となってきた.
本稿においては,小児気管支喘息の最近の動向について臨床面からの問題を,とくに発作の治療と減感作療法にしぼって述べてみたい.
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