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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生43巻5号

1979年05月発行

文献概要

特集 小児喘息対策 小児喘息の最近の動向

臨床面から

著者: 馬場実1

所属機関: 1(東京)同愛記念病院・小児科

ページ範囲:P.305 - P.308

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■はじめに
 小児気管支喘息は過去10年間,増加の傾向にあり,小児科臨床においても,最も関心を集あつつある疾患である.とくに,原因としてのアレルギーへの関心が高まったことと相まって,公害,とくに大気汚染のその発症に及ぼす影響が解明されるに伴い,単に医学的な面からのみならず,社会医学的にも解決を迫られるべき疾患となってきた.
 本稿においては,小児気管支喘息の最近の動向について臨床面からの問題を,とくに発作の治療と減感作療法にしぼって述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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