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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生43巻7号

1979年07月発行

特集 がん対策—集団検診を中心として

がんの集団検診

子宮がん

著者: 天神美夫12

所属機関: 1佐々木研究所附属杏雲堂病院 2東京都がん検診センター・婦人科

ページ範囲:P.465 - P.469

文献概要

■はじめに
 わが国におけるがん対策はかなり古くから行なわれており,その方法は世界的にみて,比較的珍しい集団検診方式をとっていることに注目する必要があろう.昭和41年度から,国も本腰を入れ,特に胃がん,子宮がんに対する助成を,バス検診の形で行なってきている.
 子宮がんではこの車検診方式が主力をなし,多くの子宮がんが発見された結果,昭和20年代に比して死亡率は約1/3に低下してきていることは,大きな実績として評価されてよいと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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