icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生43巻7号

1979年07月発行

調査報告

北海道の小・中学生における風疹流行のパターン—1976〜77年

著者: 福田勝洋1 新野峰久1 中園直樹1 沢田春美1 竹林武恭1 若葉金三1 石井慶蔵1 野崎俊夫2

所属機関: 1北海道大学医学部公衆衛生学教室 2北海道衛生部

ページ範囲:P.518 - P.520

文献概要

はじめに
 北海道における風疹の今次の流行は,1975年5月頃から始まり,1977年8月までにほぼ終息した.風疹は学校伝染病ではあっても届出伝染病ではないために,流行の全体像がこれまで正確には把握されないでいた.しかし,今回の流行に際しては,先天性風疹症候群に対する関心の高まりに伴い,1976年2月から風疹の発生報告が全国的に実施された.北海道においてもこれにより性別,年齢別,月別,保健所別の風疹患者発生数が得られた,ここでは北海道の保健所別風疹流行について,その罹患率を中心に流行パターンの特徴を検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら