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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生44巻10号

1980年10月発行

文献概要

日本列島

休日夜間救急診療所の患者状況—沖縄

著者: 伊波茂雄1

所属機関: 1沖縄県境境保健部

ページ範囲:P.698 - P.698

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 沖縄県における休日夜間救急診療は,昭和48年6月に,那覇市において本県初の,県・市によるいわゆる公設の,県医師会と市医師会による民営方式で設置された「那覇市立休日夜間救急診療所」によって,はじめて市町村医療業務としてスタートした.同救急診療所は翌49年6月からは市直営として専従医師も配置し,再出発した.それから去年6月で満5カ年を迎えたことになるが,このほど,5カ年間の診療実績等をまとあた『五年の歩み』という記念冊子を発刊した.
 同診療所の診療科目は内科,小児科,外科(整形外科も含む),産婦人科で,平日は午後7時半から翌朝8時まで,休日は24時間(ただし,日曜日の昼間は市医師会に依頼して内科,小児科のみは宅直)としている.医療要員は専任医師1人のほかは診療所協力医師協議会(国公立医師約130名)と市医師会の応援体制で確保されている.また看護婦7,薬剤師,X線技師および臨床検査技師が各1人配置されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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