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随想
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80年代は,福祉の充実がはかられる時代であるといわれるが,その中でも特に保健と医療との整合が急務の課題である.なぜならば,個々の保健・医療施策が,地域レベルにおいて融合された形で個人に作用するための方策が立てられることが課題だからである.
ところで,保健と医療の接点が望まれる80年代を思う時,戦後改定された新保健所法の中に新しく取り上げられた業務である医療社会事業が,多分に保健と医療との接点を試行した典型的な業務であるように感じられる.
ところで,保健と医療の接点が望まれる80年代を思う時,戦後改定された新保健所法の中に新しく取り上げられた業務である医療社会事業が,多分に保健と医療との接点を試行した典型的な業務であるように感じられる.
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