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大学とフィールド
個別的課題から普遍的課題への修練—〈熊本大学医学部公衆衛生学教室〉
著者: 二塚信1
所属機関: 1熊本大学公衆衛生学
ページ範囲:P.722 - P.723
文献購入ページに移動公衆衛生学が《生活の科学》であり,生活の場の観察を通して課題を発見するに際して,生活の場としてのフィールドは,われわれにとって単なる研究の対象あるいは材料としての意味をこえた意義を持っている.特に地方に位置する大学には,昨今はやりの地域主義を持ち出すまでもなく,地域としてのフィールドの持つ意味は大きい.
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