icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生44巻12号

1980年12月発行

文献概要

日本列島

がん死亡,第1位—沖縄

著者: 伊波茂雄1

所属機関: 1沖縄県環境保健部

ページ範囲:P.850 - P.850

文献購入ページに移動
 9月1日から「がん征圧月間運動」がスタートした.がんに関する正しい知識の普及をはかり,早期発見,早期治療によってがんを征圧して健康の保持増進につとめることとし,がんに関する講演会,映写会,検診などが計画されている.
 沖縄県におけるがんによる死亡は,昭和52年から死因別死亡のトップとなっているが,昭和54年においても総死亡5,066人の19.9%にあたる1,007人が,がんで死亡し,死因のトップとなっている.全国レベルではこの割合は22.7%となっているが,死因別には2位であり,トップは脳卒中の23%となっている.沖縄県におけるがん死亡率(人口10万対)は92.3で,全国平均135.6の68%しかない(ちなみに,人口10万対の総死亡は沖縄が464.5で,全国平均597.3の77.7%である).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら