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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生44巻12号

1980年12月発行

文献概要

特集 救急医療計画

青梅市の救急医療

著者: 野村有信1

所属機関: 1(東京都)青梅医療福祉協会

ページ範囲:P.872 - P.875

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■はじめに
 東京都の西北端に位置する青梅市は,人口97,300人の小都市である.東部は市街地開発が急激に進み,公共団地の建設とともに人口流入が激しく,西部は農山村部で,人口移動が少ない.
 市民の強い要求によって,昭和49年7月に年中無休24時間診療体制を備えた青梅市大門診療所が設立された.この設立を境にして,青梅市の救急医療体制は大幅に充実され,患者のタライ回しなどの医療に対する住民不安は,半ば解消された.行政が市民の要求に応えて救急医療体制を確保したことは,当時は画期的な健康行政として,注目を浴びた.したがって,昭和49年7月以後の青梅市の救急医療の主軸は,この青梅市大門診療所に移った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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