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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生44巻4号

1980年04月発行

文献概要

講座 公衆衛生従事者のためのソーシャルワークの手引き

【Ⅱ】危機介入(下)

著者: 荒川義子1

所属機関: 1神戸女学院大学ソーシャルワーク

ページ範囲:P.275 - P.279

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■はじめに
 前回は,危機介入の基礎である危機理論の歴史的な流れ,危機介入と伝統的な援助法との相違点,危機の定義と危機回復過程,危機介入の適用の基準および技法について概観した.
 今回は,これらの理論,介入技法が医療および公衆衛生領域において具体的にどのように適用されるか,すなわち危機状態にある患者,家族がどのような段階を通って危機から回復し再適応していくか,という過程,そして,その各段階で示す対処機制,反応を理解することにより,どのような対処課題を設定して援助することが可能かを二,三のケースを通して検討してみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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