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日本列島
薬物乱用の状況—沖縄
著者: 伊波茂雄1
所属機関: 1沖縄県環境保健部
ページ範囲:P.314 - P.314
文献購入ページに移動このような状況下で医療機関からの医療麻薬中毒の通報が6件(35年)あり,捜査機関や矯正施設などからの通報はない.覚せい剤事犯についてみると,47年にはゼロであったのがやや増加をみせ,52年には40件・25名の検挙をみているものの,53年には15件・13名と減少した.しかし,従来は接客飲食業関係者が主体となっていたものが,53年には未成年女子による事犯の発生をみていることと,全員が日本人であることから,覚せい剤禍が心配されていたが,54年は6月末現在で2件・1名となって少ない傾向のようである.
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