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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生44巻6号

1980年06月発行

文献概要

特集 人畜共通伝染病

輸入冷凍食肉のサルモネラ汚染の現状

著者: 鈴木昭1

所属機関: 1国立衛生試験所衛生微生物部

ページ範囲:P.394 - P.404

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■はじめに
 ヒト,動物間の共通疾患の原因菌として,食品衛生の分野においては古くからサルモネラが最も重要視されてきた.最近,わが国において食中毒および下痢症などから検出されるサルモネラ菌の型は多彩をきわめている.しかも,国際化の傾向を示しているといわれ,その主原因は国際的な規模で流通している輸出入食品,主として食肉に汚染しているサルモネラの影響であるといわれている.そこで10年以上にわたり,輸入食肉(馬肉,家禽肉)によりわが国に搬入されるサルモネラの汚染状況の現状について述べ,わが国への影響について考えてみるための参考に供する次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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