icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生45巻1号

1981年01月発行

文献概要

特集 公衆衛生の分野における国際化 《機関・団体》

WHOの活動と日本人の役割

著者: 篠崎英夫12

所属機関: 1WHO (西太平洋地域事務局)精神衛生課 2厚生省医務局国立病院課

ページ範囲:P.51 - P.53

文献購入ページに移動
はじめに
 筆者が厚生省からWHOに出向してから,約2年がたった.WHOを外からながめていたときは,何か非常に巨大な組織に思え,何を指向して活動しているのか,はっきりしなかった.しかし,今回,WHO職員として採用され,しかも課長職に就任できたこともあって,第一線のWHO職員が今後に向かって何をしようとしているのか,少しずつわかってきたように思う.
 WHOの活動には,世界中の学者,政治家,官僚の,その時期の一つのコンセンサスが反映していると言える.時には政治的外圧により,また時には内部人事にからんで,指向が変わることもあるが,中期,長期にわたって見ると,確かに一つの流れのあることがわかる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら